常念岳② [山]
8時5分登山口で入山届書いてスタートします。天候曇り、気温13度、標高1260M ここから1600M上がります。
数日雨が続いたからか沢の流れが早いです。道も沢のように水が流れて浅い川のようになっています。登山靴のくるぶし下までの所も多く浮石もあって少々歩きにくいです。滑りやすいなぁぁーイヤやなぁ(゚∀゚)
ガレ場と沢沿いをズンズン上がって一の沢林道を越えて
胸突八丁へ。ここまで約2時間15分ほどです。山深くなってきました。
空は曇っていますが、時折りスッキリとした青空が顔を出してくれます。この綺麗すぎる真っ青な青空と緑のコントラストに惹かれて自分は信州に来ているのかもしれません。
ここから急登。木の階段が続きます。左側が切り落ちてロープは張ってますが危険ですね。落ちたら一発アウトです。
雨上がりで木道も足も滑りやすく油断すると危ないとこですね。気をつけて一歩一歩進みます。
空は晴れ間が少〜しですが、たまに出てきました。
「まあ雨と違うからいいかー」「上で晴れ間が出ることを願いましょう」
なんとなく常念が見えてきた。
約3時間半で常念乗越へ到着。二人とも腹ペコ。お腹が途中グーグーとなってましたが、我慢我慢と自分のお腹に言いながらここまで来ました。そういえば6時前に小さなパン二つづつ食べただけで行動食も食べてなかったな。
「どうする」「でも雲行きも怪しいし、とりあえずバナナだけ食べて山頂へ向かおか〜」ってことで
常念小屋の前の椅子で小休止です。槍は残念ながら雲の向こうで全く顔を見せてくれません( ̄▽ ̄)
10分休憩、さあ上がろう!
遠くに山頂らしきものが見えてきた。しかし、小屋を出て10分ほど、山頂まであと1時間位の所で突然来ました。雨?です!
うひゃー!横殴りの雨、顔と手が冷たいよぉー
てんくらは快晴やったのに(≧∀≦)
ここからずーーと雨。小屋からの登りもかなりキツい。ヘトヘトで体力も奪われ心が何度も折れそうになりましたが、なんとか自分を(心の中でがんばれがんばれ!と)振るい立たせて登頂。登り約4時間50分。かかったなぁ。
しかしガスで視界無し?残念!常念からの槍穂を見たかったーー。(>人<;) 景色が無いと達成感が半端なく低ーいのであります(ToT)
でもいちおうパチリと。
精一杯の苦笑い その時、ゴゴゴゴぉー、、「な、な、な、なに」雷鳴が、?めちゃくちゃ近い! これは危ないぞ、早く降りよー。と山頂滞在3-5分足らずで下山です。
標高が2857Mなんで下界にいるよりも雷鳴がめっちゃめちゃ近くほんまに恐ろしいです。
ごごぅーガガァー?ドドぅぁ~ ゴガーぉーー(・・;) ヘロヘロな上に、「打たれたら一貫の終わりや」「はよ下りんとほんまヤバいぞー」??
小屋まで下り50分間、怖い体験しましたー。
こんな時に雷鳥さん親子でも出てきてくれたらちょっとは心が和むのになぁ〜 と思いながら下りたのでした。
常念小屋の横のテントを張ってる所を間借りして昼食にします。ひとまず安心です。
小屋で売ってたスーパードライで一服。
永年の相棒のサウスフィールドのバーナーとプリムスの鍋。ずっと活躍してくれてます^ ^
チキンラーメンは気圧の影響でパンパンに膨れてます。一時間昼食休憩。雨止まず。
いっただきまーす! でもやっぱラーメンの芯が固め〜。沸点が上がらんので仕方ありません。
エベレストとか高度高いとこでのご飯はどうしてるんかな? なんか沸点上げる方法知ってる人は教えてください
m(_ _)m
下り、胸突八丁過ぎたあたりからようやく小雨、止んできた。三月にちょっと病気してから体力がめちゃくちゃ落ちてる。足腰ガタガタで下りも常念小屋から2時間40分かかりました。
ラスト登山口前の木の橋で滑って思いっきり尻餅をつく。もうヘロヘロ(≧∇≦)のクタクタです。
17時40分、それでも何とか無事下山。雷さんに打たれなくて良かったー!
登山口でスマホ見ると283階の29000歩でした。
三年前の10月に上高地から涸沢へ旧友YさんとNさんとで往復した時が約10時間で56000歩のiPhone で計測(というか見てから)してからの一日の最高歩行でしたが、常念の方が高低差がありかなりキツかった印象です。
三年前に三股から蝶ヶ岳へ行った時はそんなに大変なイメージなかったんで、体力がめっちゃ衰えてきてるのを実感。
山とまだまだ楽しく付き合いたいので体力つけるように頑張っていきます。
駐車場まえで、またお猿がお出迎えです。小猿さんもいます。「キーキー、なんかくれ」と言うてます。
しんどかったけど、楽しい一日でした。K君、山の神さんありがとうございました。
2021-08-24 22:30
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