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五木寛之 生きるヒント [読書]

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副題 -自分の人生を愛するための12章-
忘備録です。

《人間は選べないものがある》

1、生誕
親、家柄、場所(国地域)、肌の色

2、どこへ行くか
死。生まれた瞬間から死へ向かって一日づつ進んでいる。不老不死は無い

3、期限
定められた定命は超えられない。乗車期間を決めることは出来ない。

五木寛之さんは、人間はこのことをよく意識すべきだと言っています。それも若いうち、それも子供の時からと。壮年になって慌てて思うとショックが大きくなると。

だから一日一日、この一年間、与えられた有限の人生を大事に過ごさないといけないとと。

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見えにくく申し訳ありませんが、『十年生きて子供のうちに死んだとしても、その十年間というのはすごい貴重で、二十年生きたということはもっとすごいと思います。まして三十年生きた、四十年生きた、五十年生きて、いま六十歳を迎えたという方は、本当に頑張って、これだけの重さを背負いながら、これだけの不条理をはね返しながら、人生の変転のなかでいま生きているだけで、ものすごく価値のあるものじゃないでしょうか。そういうふうに考えなければならないと思うのです。』
と書かれています。

また、『生きているということに、つまり肉体を養う為に、あるいは心を支えるためにどれだけの根とか根毛が必要だったかを考えてみますと、目に見えないものすごい努力と、大切なエネルギーで、この生命がかろうじて維持されているという事に気づきます』

『そう考えてみますと、生きていくということはすごいことだな、どんな生き方をしたかという事はせっかちに問うべきではない、という気持ちにさえなります』

『余力があれば、世のため人の為にも働けるに違いない。でも生きてこうして暮らしているだけでも、自分を認めてやろうではないか』

『人はアウシュビッツのような地獄の中でも生きてゆけるのです。しかし、安定した平和な暮らしの中でさえ自ら死を選ぶこともある』

生ある事に感謝して、産んでくれた親に感謝して、周りの人々に感謝して、親切にしてもらってることに感謝して、そして少しでもお返しをして、出来れば人助けをして、そしてヨメさんにも目に見えないご苦労な事に感謝して、一日一日、そして半年切った今年の残り数ヶ月、驕らず、謙虚に、邁進していこう。っとf^_^;

読んでいただいてありがとうございます。
感謝いたします。
m(_ _)m

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